PR会社への転職

 

2005年、最終的に会社がソフトバンクになったところで、PRの仕事をしながら可動域を広げるにはどうするか、を考えました。
そして自分の専門性を突きつめるうえで、PRで生きていく転職を考えました。
知り合いの編集長がつなげてくれた大手で、IT分野に特化したマネージャーを探しているということで、お世話になることにしました。
最初のPR会社ではIT案件のみを担当したのでそれまでの経験、知識、英語が重宝され、方向転換の導入はスムーズでした。とはいえ、クライアントとメディアとの間での立ち位置、チームのとりまとめ、営業管理など、代理店としての仕事に慣れるのには年数を要しました。最初の年はほぼ連日泣いていましたが、仕事を重ねるうちにその面白さは増しました。

 途中で、別のPR会社で、海外戦略企画を担当する部署の立ち上げを引き受けることになり、それから食、観光、国などIT以外のPRにも携わりました。

 

わたしがPR業界に転じた2005年から、メディア環境はガラッと変わり、自身もまた転職、出産を経てガラッと変わりました。
そしてこれまでの経験、知識と情熱が収れんして、有形無形でひとびとを支えるテクノロジーを伝える仕事をする今につながっています。
 
妊娠、出産の話はへ。